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【志津図書館】3月の展示は、「日本銀行券改刷と最先端技術」

このページは情報量が多いため、ページ内リンクが設定されています。

 

 

志津図書館では毎月テーマに合わせて、様々な展示を行っています♪
ぜひ志津図書館の展示コーナーの本を借りにきてください!

 

2024年3月の展示(志津図書館)

★SHIZUギャラリー 『7月3日 新紙幣発行』「日本銀行券改刷と最先端技術」:新しい日本の顔‼  渋沢栄一、津田梅子〔津田仙〕、北里柴三郎(志津図書館/2024年3月)

2024年7月3日、新紙幣(日本銀行券)が発行されます。最近では、概ね20年に1回のペースで改刷が行われ、都度デザインの刷新や偽造防止技術の導入を行っています。
今回の新紙幣も一万円札、五千円札、千円札、それぞれの肖像画が変更されていることに加え、さまざまな最新技術を導入し、時代背景に合わせた紙幣になっています。

 

〔お札に描かれる肖像〕
1万円札は、渋沢栄一:第一国立銀行など生涯に約500もの企業や団体の設立等に関わり「近代日本経済の父」とされる実業家です。教育・社会事業・民間外交にも尽力しました。
5千円札は、津田梅子:岩倉使節団に随行した最初の女子留学生の一人で、女子英学塾(現:津田塾大学)を創立するなど、近代的な女子高等教育の発展に尽力しました。(梅子の父は、佐倉藩出身の津田仙。明治初期の西洋農学者で キリスト者。青山学院大学・筑波大学附属盲学校・普連土女学校の創立にも関わりました。)
千円札は、北里柴三郎:世界で初めて破傷風菌の純粋培養に成功、破傷風血清療法を確立しました。私立伝染病研究所・私立北里研究所を創立、後進の育成にも尽力し「近代日本医学の父」と呼ばれています。

 

〔新しい偽造防止技術とユニバーサルデザイン〕
新しい日本銀行券は、券種の識別性を高め、誰もが使いやすい「ユニバーサルデザイン」を従来以上に取り入れています。
また、新紙幣に使われている新しい偽造防止技術として、〔触って分かる〕深凹版印刷(額面文字・識別マーク)、〔透かして分かる〕高精細すき入れ、すき入れバーパターン、〔傾けて分かる〕3Dホログラム、潜像模様、パールインキ、〔道具で分かる〕マイクロ文字、特殊発光インキ等 が取り入れられています。


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YouTube ニッキンチャンネル『国立印刷局東京工場:印刷視察ツアーを公開』(新しいウィンドウが開きます)

★「うつ病ってどんな病気?うつ病の予防」(志津図書館/2024年3月)

ストレスと上手に付き合えていますか?ストレスを抱えた状態が続くと、心身のバランスが崩れ、心や体に変調をきたします。心と体の声に耳をすませて、適切な手当てをしましょう。

 

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2024年2月の展示(志津図書館)

★SHIZUギャラリー 『佐倉再発見』「義民 佐倉惣五郎と宗吾伝承」(志津図書館/2024年2月)

佐倉惣五郎は、江戸時代前期の下総国佐倉藩領の「義民」として知られる人物です。
下総国印旛郡公津村(現在の成田市台方)の名主で、本名は木内惣五郎、通称は宗吾とされています。

佐倉藩の過酷な年貢に苦しむ389か村の農民を救うために、将軍徳川家綱に直訴をしたことにより処刑されたと伝えられています。

 惣五郎も、かつては伝説上の人物であるとされたこともありますが、公津村土地台帳の名寄帳によって「惣五郎」という農民が実在していたことが確認されました。
 また、村内でもかなり大きな田畑や屋敷を持っていたこと、何かの罪によって承応2年8月に刑死し、子ども4人が同時に殺されたこと、その祟りがあるというので、村人が石の祠を建てたことなどが明らかとなっています。

 また、堀田氏の一族として再び佐倉城主となった堀田正亮が口の明神(現:口之宮神社)を再建して惣五郎に戒名を贈り、堀田正順は院号を贈ります。同じく堀田正時が窮乏していた惣五郎の子孫に供養田を与えました。惣五郎を佐倉藩堀田家が公認したことで、18世紀後半に「惣五郎物語」の形成が進むこととなりました。

 しかし、惣五郎が一揆や直訴を行ったということを確認できる資料は発見されておらず、「義民伝説」は、実録本や講釈・浪花節、歌舞伎上演などにより江戸時代後期に形成されました。

 その生涯は伝説に彩られていますが、惣五郎の伝承が、庶民の心の支えとして揺るぎないものとなり、宗吾信仰として広く根付いているのは事実であり、これこそが惣五郎に対する最大の評価となっています。

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紙芝居(村を救ったそうごろう)展示風景

〔紙芝居「村を救ったそうごろう」展示〕

 (紙芝居の複写及び館内展示については、出版社の許諾を得ています。)

th『ちば見聞録』#077「義民 佐倉宗吾」(2016年9月17日放送)(新しいウィンドウが開きます)

千葉テレ重税に苦しむ農民のため、将軍に直訴して処刑された「義民 佐倉宗吾」の生涯を紹介しています。

 

★大展示「科学道100冊」(志津図書館/2024年2月)

 2017年に始まった理化学研究所・編集工学研究所共同プロジェクト「科学道100冊」。
 科学者の生き方・考え方、科学のおもしろさ・素晴らしさを届けるために選ばれた本です。
 本から科学の世界へ!


科学道

 

2024年1月の展示(志津図書館)

★SHIZUギャラリー 『佐倉ふるさと広場 新発見!!』「世界中で人気の柴犬〝かぼすちゃん〟のモニュメント誕生」(志津図書館/2024年1月)

佐倉市臼井田にある「佐倉ふるさと広場」は、平成6年に完成した日本初の水汲み用オランダ風車「リーフデ」(日蘭交流の幕開けとなったオランダ船リーフデ号にちなみ、”De Liefde”《友愛》と命名)がシンボルの公園です。

周辺には県内最大の湖沼である印旛沼や美しい田園風景が広がり、四季折々の花々が楽しめるインスタ映えするスポットです。
この公園の一角に、令和5年11月、世界中で人気の柴犬「かぼすちゃん」のモニュメントが誕生しました。
かぼすちゃんは、佐倉市在住の柴犬の女の子(保護犬)です。里親となった飼い主(かぼすママ)のブログに掲載された流し目写真が世界中で流行し、コラージュされた画像も大量に発生しました。
広告や暗号資産(Doge coin)などのモデルになったり、ツイッター(現 X)のロゴが青い鳥からかぼすちゃんになったことで大きな話題となりました。

かぼすちゃんは、佐倉ふるさと広場で散歩する写真などでも人気を博しており、聖地ともいえるこの地に、世界各地のファンの方々からテーブル・ベンチとともにかぼすちゃんのモニュメントを寄贈していただき、かぼす18歳の誕生日でもある令和5年11月2日に除幕式が行われました。

かぼすママは、モニュメントに込めた思いとして「モニュメント自体もベンチ型になっているので座ることもできます。フォトスポットになってくれるといいなぁと思っています。市民の皆さんや佐倉ふるさと広場に来た方が、心安らぐ空間になってほしいです。海外のかぼちゃんのファンも訪れてくれたら、嬉しいですね。」と語っています。


館内展示写真(ふるさと広場:かぼすちゃん)

thunnamedさくら動画配信(佐倉市公式チャンネル)

 佐倉市に新スポット誕生‼「世界中で人気の柴犬 かぼすちゃん」(2023年12月20日~)

 

★大展示「冬をのりこえる」(志津図書館/2024年1月)

寒さが厳しくなってきました。寒さに負けない体をつくるために、運動、睡眠、食事などの本を読んで冬をのりこえましょう。

免疫力を高めて、元気な毎日をお過ごしください。

 

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2023年12月の展示(志津図書館)

★SHIZUギャラリー 『印旛沼 新発見!!』「印旛沼から東京湾への洪水排水を担う大和田機場」(志津図書館/2023年12月)

印旛沼は、江戸時代の「利根川東遷事業」〔東京湾に注いでいた利根川の流れを銚子付近の太平洋へ変える大事業〕により利根川と繋がることとなったため、利根川の水位上昇に伴い「あばれ沼」と呼ばれる程洪水が頻発するようになりました。

このため、印旛沼の水を東京湾に流して洪水を防止しようとする開削工事が進められ、昭和44年3月 「印旛放水路」が完成しました。

通常、印旛沼の水は北印旛沼から長門川を下って利根川へ合流しますが、印旛沼自身の増水(内水)や利根川の洪水(外水)等により、逆流入が起こるとそれまでの流出方向とは変わり、西印旛沼から印旛放水路(新川・花見川)を経由して東京湾へと排出されます。

しかし、水位が上昇した印旛沼の水を東京湾に自然流下させるには、開削した印旛放水路が勾配不足で東京湾満潮時に排水できなくなることが想定されました。この水位差を補うため中間点に「大和田(排水)機場」(八千代市村上)を設け、洪水時には新川の水位を4.6mポンプアップして花見川に排水しています。

独立行政法人水資源機構は、水資源の開発と供給、洪水の防御等の社会的使命を果たしていますが、千葉用水総合管理所では「印旛機場」、「大和田機場」、「酒直機場」の揚排水機場と「酒直水門」により印旛沼の水位管理を行っています。
中でも「大和田機場」は、千葉県の水ガメでもある印旛沼から(花見川を通じて)東京湾への洪水排水を担い、沼周辺の農地や市街地等の洪水被害を防止する『最後の砦』として機能しています。


志津図書館12月企画展示(洪水排水を担う大和田機場)

th 『ちば見聞録』#058「新川・花見川を掘る~印旛沼堀割普請~」(2016年5月7日放送)

千葉テレ 江戸から明治にかけて何度も行われた新川と花見川の開墾の歴史を紹介しています。

 

★大展示「クリスマスがやってくる」(志津図書館/2023年12月)

クリスマスの本をたくさん揃えました!本を読みながら、楽しくクリスマスを待ちましょう。

クリスマスがやってきた

 

2023年11月の展示(志津図書館)

★SHIZUギャラリー 『佐倉 新発見!!』「佐倉に残る近現代遺産」(志津図書館/2023年11月)

今月は、佐倉に残る「鉄道近代化遺産」にスポットを当てて紹介します。
橋梁、アーチ橋(拱渠)、蒸気機関車など、往時の技術の高さを今に伝える鉄道遺産を訪ねました。
千葉県最初の鉄道は、明治27年7月20日  市川~佐倉間に開業した総武鉄道です。
佐倉市域には、明治期の鉄道開業時に築造され、現在も使われている鉄道施設が存在します。
(1)JR佐倉駅東側を流れる高崎川に架かる「第一鹿島川橋梁」。赤レンガ造りの橋台は、佐倉から先 総武鉄道が成東まで延伸・成田鉄道が成田まで開通した明治30年に完成しました。橋桁両端を支える橋台部にも明治時代のレンガ積みが残っています。
(2)JR総武本線の南酒々井~榎戸間には、農道上勝田線を跨ぐ赤レンガ構造の「上勝田第一アーチ橋」(JR東日本の歴史的建造物)と南部川に架かる「上勝田第二アーチ橋」があります。
(3)物井~佐倉間の旧線跡にある「旧物井川橋梁跡」には橋台の底部のみが残っていますが、対岸の四街道市側には橋台(四街道市の指定文化財)がほぼ完全な姿を保っています。明治27年に造られた千葉県最古の鉄道遺産です。
(4)JR佐倉駅に程近い「高崎川南公園」に、大正11年10月18日に製造され 通称ハチロクとして親しまれている8620型、急行旅客列車用機関車58683号が静態保存されています。
ハチロクは、佐倉が「鉄道の街」であったことを示す数少ない産業遺産の一つです。
 

佐倉に残る近現代遺産(2023.11)

さくら動画配信(佐倉市公式チャンネル)unnamed

 佐倉に残る近現代遺産(2022年2月21日)佐倉市 (youtube.com)

★大展示「発酵食・伝統食・保存食」(志津図書館/2023年11月)

 発酵食品は、食材が乳酸菌や麹菌など微生物によって変化したもの。
 長期保存が出来たり、栄養価やうま味が増したり、健康への効果も注目されています。
 多くの種類がありますが、豆類からできる味噌や醤油、納豆、ほかに漬物など身近なものも多いですね。
 Libraryビデオ「おいしいブックトーク」が更新されました。
 今回は「みそ」です。こちらもぜひご覧ください。

発酵食

 

2023年10月の展示(志津図書館)

★SHIZUギャラリー 『八千代市 新発見!!』「花と緑があふれる便利な街 八千代」(志津図書館/2023年10月)

八千代市は県の北西部に位置する住宅都市です。佐倉市の西隣に位置し、志津図書館からは約600mで行政界(八千代市域)となります。
「八千代」の命名は、昭和29年八千代町が誕生した際に「千代に八千代に続く無限の発展性」を祈念して公募により決定しました。
八千代市は、「住宅団地発祥の地」として知られています。昭和30年 新しく開業した「八千代台駅」を中心に、千葉県住宅協会(現在の千葉県住宅供給公社)により日本で初めての大規模宅地造成による戸建て住宅を分譲したことに起因しています。
都心から30キロ圏に位置し、市内に京成電鉄・東葉高速鉄道の7つの駅を有することでアクセスも良好、下総台地の緑豊かな自然環境の良さから首都圏のベットタウンとして、人口も20万人を超え急速に発展しています。
一方、観光資源に乏しかった八千代市ですが、昭和34年 京成電鉄が経営していた「谷津バラ園」に使うバラの栽培及び品種改良を目的として設立された「京成バラ園」が開園しました。平成9年には「市の花」として「バラ」が指定され、「やちよ京成バラ園」として房総の魅力500選にも選出されています。
また、八千代市のシンボル新川沿いに、平成14年 1,300本の桜が植樹され、平成29年からは「八千代新川千本桜まつり」が開催されています。
村上緑地公園では、平成25年から「彼岸花」が植樹され、見頃の時期(今年は23万本が開花)には「やちよ彼岸花まつり」が開催されています。
「花と緑あふれる街」を標榜する八千代市は、市役所と市民ボランティアが協働して新たな観光資源を見出すことにより、街の活性化に繋げています。

 

2023.10:館内展示

 

★大展示「おばけ・まじょの本」(志津図書館/2023年10月)

 秋になると、オレンジや黒のハロウィンの飾りつけをする場所が増えてきました。

 図書館では、ちょっと怖そうなおばけからクスッと笑える魔法使いの話まで様々な本があります。

 図書館でハロウィンを楽しんでみませんか。

10月展示IMG_0325

 

2023年9月の展示(志津図書館)

★SHIZUギャラリー 『ユーカリが丘 新発見!!』「街づくり企業」山万(株)と新交通システム(志津図書館/2023年9月)

 ユーカリが丘ニュータウンは、民間のデベロッパー山万(株)が開発した総面積245ha 計画人口3万人の街です。
昭和26年大阪の繊維卸問屋として創業した山万(株)が、宅地開発事業へ進出して最初に手掛けたのは横須賀の「湘南ハイランド」でした。

そこでの販売事業の経験から「分譲撤退(逃げ切り型)」の不動産業の在り方に疑問を抱いたとされます。
その反省に立ち、ユーカリが丘では街づくりに長く関与し、その発展に携わる「街の成長管理型」という経営の在り方が掲げられ、駅や学校など公共インフラを建設し地元自治体や鉄道会社に寄贈、住宅の新規分譲は年間200戸程度に抑えています。
分譲地全体の年齢構成や街発展の度合いに目を配りながら、「街そのものの運営をしていく」のが山万の開発スタイルとなっており、開発着手から50年「高齢化しない奇跡の街」と評されています。

 新交通システム「山万ユーカリが丘線」は、山万(株)が戦後初の鉄道事業許可を受け民間としては日本で初めて実用化し、昭和58年9月に全線が開通しました。

「湘南ハイランド」開発では、地元のバス会社に路線の開設要請をしたものの実現には長い期間を要し、マイカーに頼る街となった経験から、「自分たちが理想とする街には公共交通が不可欠」として、宅地開発と環境にやさしい「新交通システム」による公共交通の整備を同時に行うこととしたのです。

山万(株)が自ら建設し鉄道事業部が運行しており、ニュータウンでは、すべての住宅を「山万ユーカリが丘線」の6つの駅から徒歩10分圏内に配置しています。
運行開始から40周年を迎えた「山万ユーカリが丘線」は、開業以来の「非冷房車両」が今も活躍しています。このため、車内等での「おしぼりとうちわの配布」サービスが、夏の風物詩となっています。

街づくり企業山万(株)と新交通システム

★大展示「もっと知ろう もっと語ろう認知症」(志津図書館/2023年9月)

9月21日は世界アルツハマーデーです。
認知症は誰でもなる可能性があります。認知症について理解を深め、
認知症の人を家族が暮らしやすい地域づくりを考えてみませんか?
この展示は、佐倉市役所 高齢者福祉課が提供しています。
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2023年8月の展示(志津図書館)

★SHIZUギャラリー 『佐倉 新発見!!』日本の航空界黎明期のパイロット「飯沼金太郎」(志津図書館/2023年8月)

今月は、日本の航空界黎明期の大正から昭和初期にかけて活躍 した「飯沼金太郎」を取り上げます。
金太郎は、佐倉聯隊に所属し軍人である父徳次郎、母くらの長男として、明治30年 佐倉町内中尾余町で生まれました。「飯沼」は母の旧姓で、実家は酒々井町の蔵元「甲子正宗」で有名な「飯沼本家」です。
金太郎の幼少期は、正に航空時代の幕開けと呼ぶにふさわしい時期でもあり、「飛行家になりたい」と思うようになります。県立佐倉中学校を卒業後、飛行場で機体整備や飛行機の設計製作に携わり、千葉県内で2番目の「民間飛行家」となりました。
大正9年4月 「東京大阪間無着陸周回飛行大会」に挑戦しますが、丹沢山系に墜落。 重症を負いパイロット生命を絶たれることとなります。その後、昭和8年 「亜細亜航空学校」及び「亜細亜航空機関学校」を創設。校長として民間航空界の人材育成に多大な貢献をします。
昭和10年 臼井田の印旛沼湖畔に、「亜細亜水上航空学校」の建設を計画し、佐倉中学校の後輩 木倉和一郎町長に諮っています。しかし、戦時下でもあり国策上の問題から建設計画は中止となってしまいます。並行して、佐倉町の飯野周辺に「陸上機のための飛行場」建設計画も進めますが、地権者の賛同を得られずこの計画も断念することになります。
昭和15年3月「民間航空功労者」として逓信大臣から表彰されますが、戦後も連合国軍総司令部(GHQ)の命令で民間航空の活動が制限されたこともあり、再び表舞台に立つことはありませんでした。
昭和39年6月、66歳で死去しますが、墓所は佐倉市弥勒町の妙経寺にあり、墓石には「航空」の2文字が刻まれ 顕彰碑に嵌め込まれた「陶板画」には「在米同胞号」で丹沢上空を飛行する金太郎が描かれています。【展示資料の内 画像は、杉並区の公式(地域情報発信)ウェブサイト『すぎなみ学倶楽部』(新しいウィンドウが開きます)提供(金太郎の業績が詳しく紹介されています。)】

飯沼金太郎(HP)

 

★特集展示「戦争と平和を考える」(志津図書館/2023年8月)

 終戦から78年目の夏を迎えました。

 現在でも世界のどこかで紛争が起こり、苦しんでいる人々がいます。

 ウクライナの状況も世界中に様々な影響を与えています。

 改めて、戦争と平和について考えてみませんか。

 

戦争と平和

 

★大展示「夏のほんだな」(志津図書館/2023年8月)

  7月に引き続き、夏におすすめの本を集めています。

 

2023年7月の展示(志津図書館)

★SHIZUギャラリー 『志津 新発見!!』佐倉の調整池と南志津公園 周辺散策(志津図書館/2023年7月)

「雨水調整池」は、降雨時に河川への急激な雨水の流出を抑制するため、治水対策として雨水を一時的に貯留する施設です。佐倉市内には、市が管理する調整池が70箇所あります。
都市計画事業「南志津特定土地区画整理事業」の一環として計画された「南志津公園」は、志津図書館から北へ約500mの距離にありますが、実は「調整池」の機能も併せ持っています。
「南志津調整池」は自然の地形を生かして公園との複合利用としたオープンな掘込み式ですが、近隣の大堀あかね公園の地下に設置された「南志津地下貯留調整池A」、志津アーバンライフ団地前の市道の地下に設置された「南志津地下貯留調整池B」も映像により紹介します。


今回は、「南志津公園」を起点に上志津地区の寺社等を訪ねます。「西福寺」は、境内の多数の石仏類が特色で、志津村学校教育の発祥の地とされています。
また、佐倉市市民文化資産に選定された「八幡神社と天御中主神社」、英国の片田舎にタイムスリップしたような空間を感じることができる「佐倉マナーハウス」、天台宗大僧正、中尊寺貫主、直木賞作家でもある今東光が、晩年の2年余を過ごした清(きよ)夫人の実家 蜂谷家の敷地に建つ上志津の旧宅を訪ねました。

佐倉市の調整池&南志津公園近隣散策

 

★大展示「夏のほんだな」(志津図書館/2023年7月)

   夏休みをむかえ、長い休みに読んでもらいたい物語や、宿題に役立つ本が図書館にはたくさんあります。

図書館で涼を楽しむのはいかがでしょうか。

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2023年6月の展示(志津図書館)

★SHIZUギャラリー 『佐倉 新発見!!』総武本線 物井~佐倉間 廃線跡探訪(志津図書館/2023年6月)

JR総武本線の前身である「総武鉄道」は、千葉県内で最初に開通した鉄道路線です。1894(明治27)年 市川~佐倉間が開通、当時建造された「物井川橋梁亀崎橋台」は、県内最古の鉄道遺構として、近代土木技術史上貴重な構造物です。
「亀崎橋台跡」は、JR佐倉駅と物井駅を結ぶ旧線跡に残る橋台ですが、1968(昭和43)年 千葉~佐倉間の複線化、千葉~成田間の電化の際に、現在の「寺崎トンネル」経由として線路を付け替えるまで、70年以上に亘り使われてきました。
橋台に使用された煉瓦には、東京の小菅集治監(現在の東京拘置所)の煉瓦製造所(日本初の煉瓦工場で刑務作業として煉瓦を製造)で製造されたものが認められます。この煉瓦は同時期に建築された法務省旧本館でも使われており、日本製煉瓦の初期段階のものです。
佐倉~物井間は、寺崎台地の下を抜けるトンネルの完成までは、台地の北側を大きく迂回するルートでした。旧線の遺構は新線付け替え後55年が経過し、寺崎地区の区画整理や、鹿島川の屈曲していた流路を滑らかにする河川改修等により、廃線跡を目視で確認できる箇所は限られてきています。

 

物井~佐倉間廃線跡探訪

 

★大展示「牧野富太郎博士に思いをはせて:植物の世界へ」

連続テレビ小説「らんまん」。主人公のモデルとなった植物学者・牧野富太郎博士です。植物を愛し、研究に一生を捧げた博士に思いをはせ、植物の世界をのぞいてみませんか。

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2023年5月の展示(志津図書館)

★SHIZUギャラリー 『佐倉 新発見!!』松井天山の鳥瞰図と昭和初期の佐倉(志津図書館/2023年5月)

「松井天山」1869~1947(本名:松井哲太郎)は、大正から昭和初期にかけて、当時の千葉県内の主な町の様子を「鳥瞰図風」に描いた絵師です。
謎の多い人物ですが、昭和に入り仙台から千葉県に転居、船橋町、葛飾町、松戸町と転居しながら県内の鳥瞰図を描いています。

松井天山は、1927(昭和2)年から1938(昭和13)年までの12年間で、千葉県内27市町、28枚の鳥瞰図を描いており、佐倉町の鳥瞰図は1928(昭和3)年6月11日に制作されました。
佐倉町の鳥瞰図は、佐倉宗吾霊を祀った佐倉山東福寺〔昭和元年の京成電鉄の開通と合わせて、参詣客の誘致による町の繁栄を願って建てられましたが、昭和31年解体され跡地は、特別養護老人ホームさくら苑となっています。〕の落成法要を記念して、弥勒町の商人が中心となって作成されました。

松井天山の市街鳥瞰図は商工案内図に近いもので、簡略に描きながらも建物の形などに写実性を保っているのが特徴です。
鳥瞰図に写し出された町並みは、明治・大正の面影を残しながら、新しい息吹を感じさせる昭和初期の旧佐倉町の姿です。

 

松井天山の鳥観図と昭和初期の佐倉

 

★大展示「宮西達也の世界」(志津図書館/2023年5月)

佐倉市立美術館で開催中の『宮西達也の世界 ミラクルワールド絵本展』に合わせて、
引き続き展示をしています。

2023年4月の展示(志津図書館)

★「4月は宮西達也の世界です」(志津図書館/2023年4月)

佐倉図書館(夢咲くら館)の開館を記念して、佐倉図書館向かいの佐倉市立美術館で

4月4日(火曜日)~5月28日(日曜日)の期間、

『宮西達也の世界 ミラクルワールド絵本展』を開催しております。

図書館では、宮西達也さんの絵本を展示貸出しております。

宮西達也さんの世界をお楽しみいただきたいです。

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★SHIZUギャラリー  『千葉 新発見!!』千葉公園内に残る「鉄道聯隊の戦争遺構」(志津図書館/2023年4月)

鉄道聯隊は、戦地における鉄道の建設・修理・運転や敵の鉄道の破壊に従事する聯隊です。明治29年、東京牛込に陸軍鉄道大隊が創設されますが、初代の大隊長は佐倉出身の吉見精 工兵中佐です。
千葉駅の北方一帯には終戦まで多くの陸軍施設が置かれ、その中でも最も歴史が古く、また規模の大きな部隊が鉄道聯隊でした。〔明治41年、大隊は鉄道聯隊に昇格し、旧千葉町都賀村(現 椿森)に転営〕
鉄道第一聯隊の演習場跡は、現在千葉公園になっています。園内にはトンネル工事演習用ドームや、綿打池を訓練場として架橋演習に使用した橋脚、演習用クレーン台座の跡等が戦争遺構として残り、当時の面影を伝えています。
また、千葉経済大学キャンパス内には、材料廠の建物(機関車の修理工場)も遺構(千葉県指定有形文化財)として残っています。
鉄道聯隊の千葉への移転は、町の発展のため当時の千葉町長が主導した交通兵旅団誘致運動によるものです。また、県知事は配備された鉄道聯隊の演習線を転用することによる県営鉄道等の建設を陸軍に働きかけ、軽便鉄道(成田~多古間、野田~柏間、木更津~久留里間、三里塚~八街間等)が次々と建設されました。
鉄道聯隊は、千葉の鉄道網の整備に大きな影響を及ぼしていたことがわかります。

 

鉄道聯隊の戦争遺構

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023年3月の展示(志津図書館)

★SHIZUギャラリー  『志津 新発見!!』世界的建築家 原広司&芥川賞作家 柴田翔 と下志津小学校(志津図書館/2023年3月)

1967(昭和42)年4月に創立した佐倉市立下志津小学校は、志津図書館から東へ2kmの距離にあります。

 

(1)    校舎・給食室の設計者は、知る人ぞ知る世界的建築家〈原 広司 氏〉です。
原 広司さんは、1936(昭和11)年生まれの86歳。 東京大学で28年に亘り教鞭をとりながら、幅広く建築作品を創り出してきました。
JR京都駅ビル、大阪の新梅田シティ・スカイビル、札幌ドームなど世界的に著名なランドマークとなる建築物の設計をしています。

1967(昭和42)年に刊行された『建築に何が可能か ~建築と人間と~』において、 原さんは「有孔体は、内部空間の要請にしたがって形態が決定される。つまり有孔体の被覆は内部空間の反映であるという「有孔体理論」を展開しています。

原さんにとって処女作ともいえる下志津小学校の設計は、この理論を具現化したものともいえます。

 昭和42年に竣工した下志津小学校(第一校舎)は、残念ながら2014(平成26)年に解体されてしまいましたが、附属棟は、現在でも学童保育所・特別支援学級として利用され、その独特な形状の建築物を見ることができます。

 

(2)    下志津小学校では、昭和51年10月、開校10周年を記念して校歌を制定。
作詞者は直木賞作家の〈柴田 翔 氏〉、作曲は妻であり作曲家の〈三宅榛名 氏〉です。

柴田 翔さんは、1935(昭和10)年生まれの85歳。東京大学名誉教授でありドイツ文学者です。
作家としては、1964年上半期 第51回 芥川龍之介賞 受賞作品『されど われらが日々ー』(1962年)、『贈る言葉』(1966年)、『鳥の影』(1971年)、『ノンちゃんの冒険』(1975年)などの作品があります。

校歌の作成にあたり、柴田・三宅ご夫妻で来校され、下志津の地を歩き、話を聞き、想をねられたということです。

 

世界的建築家 原 広司&芥川賞作家 柴田 翔と下志津小学校

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★大展示「3月は自殺対策強化月間です」(志津図書館/2023年3月)

3月大展示:自殺防止月間

2023年2月の展示(志津図書館)

★小展示「鬼はワルいやつ?」(志津図書館/2023年2月)

 今年の節分は2月3日。この日に行われる豆まきは、季節の変わり目に起こりがちな病気や災害を鬼に見立て、それを追い払う儀式「追儺(ついな)」が広まったものだそうです。
 

  • 『だいくとおにろく』松居 直/再話 赤羽 末吉/画 福音館書店
  • 『オニのサラリーマン』富安 陽子/文 大島 妙子/絵 福音館書店
  • 『日本鬼文学名作選』東 雅夫/編 東京創元社

2023年1月の展示(志津図書館)

★SHIZUギャラリー  芝山千代田駅からマイクロツーリズム ~成田市三里塚記念公園~御料牧場記念館と皇室(東宮)避難用防空壕(志津図書館/2023年1月)

佐倉市近隣エリアへの「マイクロツーリズム」。
今回は、日本一短い鉄道 芝山鉄道「芝山千代田駅」を起点に、「成田市三里塚記念公園」を訪ねます。
明治の初めから三里塚の地にあって、〝桜と馬の牧場〟として長い間多くの人々に親しまれてきた旧宮内庁「下総御料牧場」は、成田空港の建設に伴い昭和44年に栃木県塩谷郡高根沢町に移転しました。
園内には、我が国の畜産振興のパイオニアとして輝かしい足跡を残してきた御料牧場の名を永くこの地にとどめるため、旧御料牧場事務所を模して建設した「三里塚御料牧場記念館」があり、御料牧場の歴史、皇室と御料牧場の関わりについての資料、御料牧場の畜産機材などが保存・展示されています。
また、各国の大公使を招待する園遊会場、皇族の宿舎として使用された「三里塚貴賓館」、大平洋戦争開戦時に、皇族〈東宮:現在の上皇〉の使用を想定して建設された「防空壕(御文庫)」があります。
広い敷地にはマロニエの並木道が続き、三里塚ゆかりの水野葉舟、高村光太郎の文学碑などもあり、市民の憩いの場となっています。

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★大展示「科学道100冊」(志津図書館/2023年1月)

 2017年に始まった「科学道100冊」。三つの「テーマ本」と「科学道クラシックス」で構成されています。
今回のテーマは、「情報の世紀」「光を追いかけて」「科学史タイムトラベル」。本を通じて科学の世界へ。

  • 『大図鑑コードの秘密』ポール・ルンダ/編 明石書店
  • 『ひとすじの光』ウォルター・ウィック/文・写真 小学館
  • 『<どんでん返し>の科学史』小山 慶太/著 中央公論新社

★小展示「今年はウサギ年!」(志津図書館/2023年1月)

 今年は卯(うさぎ)年。「家内安全」「飛躍」「向上」を象徴するものとして親しまれ、他にも、新しいことに挑戦するのに最適な年と言われているそうです。

  • 『どうぞのいす』香山 美子/作 柿本 幸造/絵 ひさかたチャイルド
  • 『みならいうさぎのイースターエッグ』エイドリアン・アダムズ/作・絵 徳間書店
  • 『謎解き鳥獣戯画』芸術新潮編集部/編 新潮社

★特別展示「若い人に贈る読書のすすめ2023」(志津図書館/2023年1月)

公益社団法人 読書推進運動協議会が毎年発行する「若い人に贈る読書のすすめ」。成人や卒業を迎え、新たな人生に踏み出す若い世代の方々に読んでいただきたい本が選定されています。今年度の選定本に加え、前年度・前々年度の本も展示しています。
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★Daily Small Labo は1月はお休みです。(志津図書館/2023年1月)

Daily Small Labo展示ページ
 

2022年12月の展示(志津図書館)

★SHIZUギャラリー  秘境駅 南酒々井駅からマイクロツーリズム ~甲子正宗 飯沼本家~(志津図書館/2022年12月)

佐倉市近隣エリアへの「マイクロツーリズム」。
今回は、総武本線の駅でありながら秘境感漂う「JR南酒々井駅」を起点に、甲子正宗の醸造元である「飯沼本家」を訪ねます。
酒々井町は、1889年(明治22年)に町制施行以来、一度も合併することなく「独立の道」を歩み、今年度で133周年を迎える「日本で一番古い町」の一つです。〔他一町は、群馬県長野原町〕
「酒々井」の地名は、孝子養老伝説として有名な「酒の井」に因むとも伝承され、全国でも「酒」の字を含む市町村名は酒々井町と山形県酒田市だけです。
飯沼本家は、穀倉地帯であり酒造りに適した良質で豊富な水資源に恵まれたこの地で、元禄年間(1688年~1704年)に創業し300年の歴史と伝統を有する酒々井の蔵元です。
敷地内には、酒造りの中核「北総蔵」のほか、国の登録有形文化財に指定された数々の由緒ある建造物も点在しています。

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★大展示「クリスマスの本」(志津図書館/2022年12月)

 12月恒例のクリスマスの本の特集です。

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★小展示「おうちで ブースで 旅するシネマ」(志津図書館/2022年12月)

2018年から開催してきた志津図書館の映画上映会「旅するシネマ」。
現在は休止していますが、これまでに上映した作品と予定していた作品を一挙にご紹介します。
寒い冬、おうちで映画を見ながら旅気分を楽しんでみてはいかがでしょう。
視聴覚ブースも再開しておりますので、こちらもぜひご利用ください。

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  1. そして父になる/日本
  2. ローマの休日/イタリア
  3. ミツバチのささやき/スペイン
  4. マダム イン ニューヨーク/インド・アメリカ
  5. ウェディング・バンケット    /アメリカ
  6. バグダット・カフェ完全版    /アメリカ
    特別編 ボブという名の猫 幸せのハイタッチ/イギリス
  7. 不滅の恋 ヴェートーベン/ドイツ・オーストリア
  8. ライオン 25年目のただいま/インド・オーストラリア
  9. 惑星ソラリス/未知の惑星
  10. モスクワは涙を信じない/ソ連
  11. ノー・マンズ・ランド/ボスニア・セルビア
  12. いつか晴れた日に/イギリス
  13. 初恋のきた道/中国
  14. ブルックリン/アメリカ
  15. 酔拳/中国
  16. コーリャ 愛のプラハ/チェコ

*17 .  アポロ13/宇宙
*18 . マンマ・ミーア/イタリア
*19  .ダ・ヴィンチ・コード/フランス
*20 .モーターサイクル・ダイアリーズ/アルゼンチン
*21 .わたしたち/韓国
*22 .8 1/2 /イタリア
*23 .コーラス/フランス
*=予定していた作品
 

★Daily Small Labo 12月は佐倉道を歩く会さんです。(志津図書館/2022年12月)

 Daily Small Labo展示ページ

2022年11月の展示(志津図書館)

★SHIZUギャラリー 「軍郷」砲兵の町 四街道、「日本砲兵揺籃の地」下志津原
(志津図書館/2022年11月)

佐倉市近隣エリアへの「マイクロツーリズム」。
今回は、佐倉市下志津原と四街道市内に残る「旧軍施設の遺構」を訪ねます。
明治期、千葉県は東京の軍事的な後背地として帝都防衛を担っていました。
佐倉藩が砲術演習の拠点とした「下志津火業所」は、明治政府により陸軍の演習場として拡張整備され、下志津原は「日本砲兵揺籃の地」とされています。
また、下志津原の荒涼とした原野の南端に、総武鉄道「四ッ街道駅」が開業、陸軍砲兵射的学校(野戦砲兵学校)が、下志津から移転すると、砲弾の着弾点として閑散としていた駅周辺は次々と整備されます。
東京に至便な演習場として多くの軍関連施設が設置され、「軍郷」として四街道発展の基礎となりました。

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★大展示「フレイル予防」(志津図書館/2022年11月)

  フレイルとは加齢とともに心身の機能が低下して、「健康」と「要介護」の中間の状態にあることを言います。
 機能を改善させるために、この特集をご活用ください。
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★小展示「おいしいお米の本」(志津図書館/2022年11月)

 新米がおいしい季節となりました。
炊き立てのご飯とお味噌汁も良いのですが、米粉のパンやケーキ、おにぎりなど、どれもおいしいものばかりです。
本の中のお米も味わってみてはいかがですか。
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★Daily Small Labo は11月はお休みです。(志津図書館/2022年11月)

Daily Small Labo展示ページ
 

2022年10月の展示(志津図書館)

★SHIZUギャラリー 岩崎久彌ゆかりの富里:旧岩崎家末廣別邸、末廣農場 & 東洋文庫ミュージアム
(志津図書館/2022年10月)

佐倉市近隣エリアへの「マイクロツーリズム」。今回は、富里市七栄の「国登録有形文化財 旧岩崎邸末廣別邸」を訪ねます。
旧三菱財閥を創業した岩崎彌太郎。彌太郎の長男 三代目総帥 岩崎久彌が、自ら経営する近代農場『末廣農場』に滞在するために建築した「末廣別邸」は、昭和初期における上流階級の「農場別荘(別邸)」として高い歴史的価値を持っています。久彌が昭和24年から晩年を過ごした終焉の地でもあります。
岩崎久彌が興した「末廣農場」は、模範的実験農場として日本の農牧研究に多くの功績を残し、千葉県の近代農業発祥の地とされています。
形を変えて、今年6月に「末廣別邸」の隣にオープンした『観光・交流拠点施設 末廣農場』は、「富里に来たら最初に訪れる、富里の農業の歴史や末廣農場の歴史を伝え、富里の今を味わえる拠点」として賑わっています。

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  旧岩﨑家末廣別邸建物庭園ガイド - YouTube

★Daily Small Labo 10月展示 by ガールスカウトさん(志津図書館/2022年10月)

Daily Small Labo展示ページ
 

2022年9月の展示(志津図書館)

★SHIZUギャラリー 志津で「ロケ地探訪」:我が街にある「イギリス」 ~佐倉マナーハウス~
(志津図書館/2022年9月)

「佐倉マナーハウス」は、上志津の閑静な住宅街から見上げる丘の上に、ひっそりと佇むレンガ造りの建物。輸入アンティーク雑貨のショールーム兼ショップですが、建物のレンガや建具、敷き詰めてある石畳に至るまで、すべてイギリスから運んできたアンティーク資材で造られた邸宅です。
英国の片田舎にタイムスリップしたような空間で、CМやドラマの撮影に使われています。
志津図書館からほど近い、「我が街にあるイギリス」に足を運んでみてはいかがでしょうか。

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※佐倉市役所では「佐倉フィルムコミッション」を設立し、市内における撮影を支援しています。

★大展示「9月は世界アルツハイマー月間」(志津図書館/2022年9月)

 9月21日は、世界アルツハイマーデー。1994年「国際アルツハイマー病協会」(ADI)が、世界保健機関(WHO)と共同で制定。
また、9月を「世界アルツハイマー月間」として、世界各国で認知症への啓発活動を行っています。
日本各地のランドマーク等で、認知症支援のシンボルカラーのオレンジ色にライトアップされ、佐倉市でも実施します。
 「オランダ風車」のライトアップ
  期間9月20日(火曜日)~9月21日(水曜日)
    午後5時~午後8時
 ※高齢者福祉課作成のパネル展示を行っています。
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★小展示「月へ!宇宙へ!」(志津図書館/2022年9月)

 9月12日は、宇宙の日。毛利衛さんが日本人として初めてスペースシャトルに搭乗して飛び立った日です。
民間人の宇宙旅行や、JAXAが13年ぶりに宇宙飛行士の候補者を募集、アメリカのアルテミス計画など宇宙が身近に感じられるニュースも増えてきています。
地球を飛び出して、月へ! 宇宙へ!
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★Daily Small Labo 9月展示 by 佐倉日蘭協会さん(志津図書館/2022年9月)

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2022年8月の展示(志津図書館)

★SHIZUギャラリー 秘境駅 大佐倉駅からマイクロツーリズム ~国指定史跡 本佐倉城跡~
(志津図書館/2022年8月)

新型コロナウィルスの感染拡大により、遠出ができない状況が続いています。
そのような中、3密を避けながら地元の方が近場で過ごす旅のスタイル「マイクロツーリズム」が注目を集めています。
安心・安全に過ごしながら、地域の魅力を深く知るきっかけにもなります。
今回は、京成本線の駅でありながら秘境感漂う「大佐倉駅」を起点に、「国指定史跡 本佐倉城跡」を訪ねます。
戦国時代の城の迫力と息吹を感じさせる「本佐倉城」は、千葉県最大級の「土の城」であり、千葉常胤の居城として知られています。

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 国史跡本佐倉城跡紹介映像「発掘された6つの門と千葉氏の屋敷」 (youtube.com)

★小展示「~平和について~」  ※今月は大展示は変更ありません。

戦争・平和・飢餓・偏見・差別…今でも起き続けるこの問題。
何故人々は争いが絶えないのでしょう。
『平和』という言葉の大切さ、『命』の大切さ
そして、『相手を思いやる』ということについて、今一度考えてみませんか?
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★Daily Small Labo 8月展示 by 佐倉市ラグビースクールさん(志津図書館/2022年8月)

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2022年7月の展示(志津図書館)

★大展示「夏休みの宿題、全力応援!!」(志津図書館/2022年7月)

夏休みの宿題は最初が肝心。今年こそ8月31日に泣かないために…。これまでの課題図書、夏のおすすめ本、工作、作文、自由研究のヒントなどなど。サクッと派も、じっくり派も全力応援!!

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★小展示「おとなの「自由」研究」(志津図書館/2022年7月)

子どもは夏休みの「自由研究」ですが、そもそも「自由」ってなんでしょう?
選挙もあり、国際情勢も気になるおとなは、この辺で「自由」の研究はいかがでしょう。

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★SHIZUギャラリー ~戦後開拓された新しいまち~『上志津原』〔上志津原ふれあいどおり〕
(志津図書館/2022年7月)

 志津地区の南部に位置し、三方を千葉市、八千代市、四街道市に囲まれた「上志津原」は、戦後開拓された新しいまちです。旧陸軍の下志津原演習場の一角であった当地に、戦後 国の緊急開拓事業として開拓団が入植しました。
 開拓団により植林された防風林を活用し、平成11年9月佐倉市が遊歩道として整備、「上志津原ふれあいどおり」と名付けられました。地元「上志津原町会」が中心となり維持管理している遊歩道は、地元愛や地域の団結力を育む「ふるさと上志津原の象徴」として、四季折々の花々が彩る小路となっています。

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 まちに歴史あり~上志津原の開拓史~(2023年8月30日)佐倉市 (youtube.com)


※志津図書館の企画展示が、公益社団法人 全国開拓振興協会発行の『開拓情報』に掲載されました。
『開拓情報』志津図書館:戦後開拓・上志津原(2022年10月15日)

★特別展示「安西水丸」展(志津図書館/2022年7月)

佐倉市立美術館で8月6日~9月25日に開催される「イラストレーター 安西水丸」展の関連書をしています。
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★Daily Small Labo 7月はお休みです。(志津図書館/2022年7月)

Daily Small Labo展示ページ
 

2022年6月の展示(志津図書館)

★大展示「すごいよ! 虫のせかい」(志津図書館/2022年6月)  

 小さいけれど私たちが知らない力を持っている虫たち。その世界ってどうなっているのかな?
虫が好きな人も苦手な人も、その世界をのぞいてみよう。
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★小展示「大人も楽しむ子どもの本」(志津図書館/2022年6月)

 子どもしか読まないなんてもったいない、大人が読んでも面白いこどもの本。
絵本から小説、実用書まで。子どもの本だからわかりやすい本の世界を楽しんでください。

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★SHIZUギャラリー『萌の広場』屋外彫刻と屋敷林(志津図書館/2022年6月)

 平成7年7月に開館した志津図書館は、今年27年目を迎えました。正面には『萌えの広場』(2,600m2)という緑地公園が計画的に配置され、地域のシンボル的広場になっています。〔大樹公園として10数本の巨木で構成され、その内、ケヤキ3本・エノキ1本・シラカシ4本は、幕末の佐倉藩士族屋敷の屋敷林〕
 園内には、彫刻〔『萌』親松栄治 制作、『牧歌』市川明廣 製作〕があり、文化的な雰囲気を感じる空間となっています。

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★Daily Small Labo 6月展示 by 田んぼの会さん(志津図書館/2022年6月)

Daily Small Labo展示ページ
 

2022年5月の展示(志津図書館)

★大展示「鉄道開業150周年」(志津図書館/2022年5月)

1872(明治5)年10月14日に、日本初の鉄道が新橋・横浜(現 桜木町)間で開業しました。以来、日本の鉄道はさまざまなかたちで発展してきました。そして2022年、いよいよ鉄道開業150年を迎えます。開業から現在、未来に向かう鉄道の世界をごらんください。

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★小展示「旅を夢みて~旅行記を楽しむ~」(志津図書館/2022年5月)

ここではないどこかへ。本の中で旅にでてみませんか。

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★SHIZUギャラリー「建築家 黒川紀章と佐倉市役所庁舎」(志津図書館/2022年5月)

  日本を代表する建築家 黒川紀章氏が設計し、メタボリズム建築の象徴とされ解体か保存かで揺れた『中銀カプセルタワービル』(1972年竣工)の解体工事が4月12日始まりました。
 黒川氏が設計した『佐倉市役所一号館庁舎』(1971年竣工)は、工期短縮・仮設材料節約といった要請に応えるため、スライディングフォーム、リフトスラブ等の革新的な工法を用い、ワッフルスラブや議場の屋根にはHPシェル構造を採用するなど、今日でも先進的な工法で建築されています。
 海隣寺坂の上にあり、遠くから見ると「印旛沼に出航する船」のように見える佐倉市役所庁舎建設について、(1)さくら動画配信「佐倉市庁舎建設記録」、(2)「風媒花」(2021 No.34)、(3)建設当時の「広報さくら」により振り返ります。

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【アーカイブ】佐倉市庁舎建設記録(1970~71)佐倉市 - YouTube

★Daily Small Labo 5月展示 by ボーイスカウトさん(志津図書館/2022年5月)

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2022年4月の展示(志津図書館)

★大展示「佐倉フラワーフェスタ2022」(志津図書館/2022年4月)

今年も花の季節が始まりました。桜、チューリップ、バラ、菖蒲、ひまわり、コスモスと「佐倉フラワーフェスタ2022」は続いていきます。色とりどりの花の本もぜひ手に取ってごらんください。

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★小展示「新生活応援」(志津図書館/2022年4月)

卒業、入学、就職、退職…新しい生活を始める方も多いこの季節。あなたの新生活に役立つ本を集めました。
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★SHIZUギャラリー「すてきなおうち」(志津図書館/2022年4月)

 小さいころ、将来こんな家に住んでみたいと自分のあこがれの家の見取り図や外観を描いて楽しんだことはありませんか?
今回はそんな素敵な家が出てくる本を集めてみました。皆さんのお気に入りはどの家でしょうか?

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★Daily Small Labo 4月展示 by お弁当「Harumako」さん(志津図書館/2022年4月)

Daily Small Labo展示ページ
 

志津図書館 過去のテーマ展示

2021年度(2021年4月~2022年3月)
2020年度(2020年6月~2021年3月)
2019年度以前


掲載日 令和6年3月25日

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