<われらが京成電鉄!> 京成電鉄の前身である「京成電気軌道株式会社」が設立された日です。1909年(明治42年)のことでした。参考:京成WEBミュージアム https://www.keisei.co.jp/keisei/keisei_museum/(外部サイトへ移動します。2020年6月30日確認)
『京成電鉄のすべて 鉄道まるわかり』 「旅と鉄道」編集部/著 天夢人 2020年
『THE 京成電鉄 都心と成田空港を結ぶショートカッター』広岡友紀/著 彩流社 2016年
『京成電鉄のひみつ』 PHP研究所 2013年
『京成電鉄85年のあゆみ』 京成電鉄株式会社総務部 京成電鉄 1996年
「滝廉太郎忌」「春」「荒城の月」などの作曲家としても有名な滝廉太郎。
日本における西洋音楽の黎明期に活躍。わずか23歳で亡くなっている。
『滝廉太郎 夭折の響き』岩波新書 海老沢勉/著 岩波書店 2014年
『清貧の譜 忘れられたニッポン人』加来耕三/著 広済堂出版 1993年
『瀧 廉太郎 全曲集』作品と解説 音楽之友社 1969年
<ザ・ビートルズが初来日!> この奇跡的ともいえる伝説的な初来日は、
1966年6月29日のことでした。
『「ビートルズと日本」熱狂の記録』大村亨/著 シンコーミュージック 2016年
『ビートルズと60年代』イアン・マクドナルド/著 キネマ旬報社 1996年
『ビートルズ写真集』デビュー20周年記念 近代映画社 1982年
「林芙美子忌」『放浪記』や『浮雲』などの代表作で知られる作家の林芙美子の命日。
『林芙美子1903-1951 ちくま日本文学』林芙美子/著 筑摩書房 2008年
『林芙美子女のひとり旅』とんぼの本 新潮社 2010年
『林芙美子 放浪記』 林芙美子/著 論創社 2012年
『戦線』 中公文庫 林芙美子/著 中央公論新社 2014年
<松本サリン事件の起こった日> 1994年6月27日、オウム真理教の教徒らにより、化学兵器として使用されるという神経ガスのサリンが散布され、一般市民から死者8人という事件が起きた。また、第一通報者を重要参考人として取り調べられたことが、マスコミにより容疑者扱いとして報道された冤罪事件としても知られている。
『「疑惑」は晴れようとも 松本サリン事件の犯人とされた私』河野義行/著 文芸春秋 1995年
『ニュースがまちがった日 高校生が追った松本サリン事件』林直哉/著 太郎次郎社エディタス 2004年
『世界を信じるためのメソッド』森達也/著 理論社 2006年
「国連憲章調印記念日」1945年のこの日、国際連合憲章に50か国以上が調印し、国際連合の設立が決定したことを記念して制定。
『ぼくたちはなぜ、学校へ行くのか。』
マララ・ユスフザイ 述 石井光太 文 ポプラ社 2013年
『私の仕事』 緒方貞子 草思社 2002年
「オリエンテーリングの日」1966年のこの日に、東京高尾山で日本初のオリエンテーリングが行われたことを記念して制定された。
『まるっと高尾山こだわり完全ガイド』 スタジオパラム メイツ出版 2017年
『オリエンテーリング』 日本オリエンテーリング協会 編 大修館書店 2006年
「浜木綿忌」
作曲家の宮城道雄の命日。遺作となった「浜木綿」という曲から、浜木綿忌と呼ばれているそうです。
『宮城道雄の音楽』 小野衛/著 音楽之友社 1987年
『宮城道雄・死の真実』武原渓/著 近代文芸社 1995年
『心の調べ』宮城道雄/著 河出書房新社 2006年
<MJの命日>そして、アメリカのポップミュージックの帝王、MJことマイケル・ジャクソンが50歳の若さで他界した日でもあります。2009年のことでした。
『マイケル・ジャクソン 孤独なピーター・パン』マーク・ビゴ/著 新書館 1984年
『マイケル・ジャクソンの思い』坂崎ニーナ眞由美/著 ポプラ社 2010年
『素顔のマイケル・ジャクソン 彼との最後の10年』ディーター・ウィーズナー/著 講談社 2013年
『キング・オブ・スタイル 衣装が語るマイケル・ジャクソン』河出書房新社 2015年
『マイケル・ジャクソン画集 世界的スターの知られざる側面』宝島社2016年
「UFO記念日」1947年のこの日、アメリカの実業家ケネス・アルバートが自家用機で飛行中、
「空飛ぶ円盤」を目撃した。これが世界初のUFOの目撃と言われている。
『きまぐれロボット』 星新一 KADOKAWA 2006年
『宇宙には、だれかいますか?』 佐藤勝彦 監修 縣秀彦 編集 河出書房新社 2017年
「ドレミの日」1024年のこの日、イタリアの修道士グィード・ダレッツォがドレミの音階を定めた。この日に開かれる「洗礼者ヨハネの祭り」のためにグィードは合唱隊に「聖ヨハネ賛歌」を指導し、その曲の各小節の最初の音がドレミの音階ができる元になった。
『ドレミを選んだ日本人』 千葉優子 音楽之友社 2007年
『ピエタ』 大島真寿美 ポプラ社 2011年
<ハンセン病補償法が公布・施行> ハンセン病に対し、国が隔離政策を採っていたことを知っていますか。過去の歴史から、私たちはいつでも学ぶことができます。今、同じ過ちを繰り返さないために。
『ハンセン病を生きて きみたちに伝えたいこと』 伊波敏男/著 岩波書店 2007年
『あん』ドリアン助川/著 ポプラ社 2013年
『きみ江さん ハンセン病を生きて』 片野田斉/著 偕成社 2015年
『ハンセン病 日本と世界』 ハンセン病フォーラム/著 工作舎 2016年
『隔離の記憶』 高木智子/著 彩流社 2017年
「世界音楽の日」アメリカのミュージシャンのジョエル・コーエンが、1976年に夏至の日を音楽で祝う音楽祭を催そうと提唱したことがきっかけとなり、記念日として制定された。なお、国際音楽評議会が制定した「国際音楽の日」(10月1日)という日もある。
『毎日、続ける』 室井摩耶子/著 河出書房新社 2018年
『音楽がもっとわかる世界地図』 世界の音楽編集部/編 ロコモーションパブリッシング 2006年
『奇跡の音楽祭札幌・PMFの夏』 谷口雅春/著 北海道新聞社 2005年
『絶対行きたい!世界の音楽祭』 田中良幸/著 ヤマハミュージックメディア 2010年
「世界難民の日」アフリカ統一機構が、1974年6月20日に「アフリカ統一機構難民条約」を発効して制定。
『世界の難民をたすける30の方法』 滝澤三郎/編著 合同出版 2018年
『難民少年』 ベンジャミン・ゼファニア/作 講談社 2002年
『わたしの夢、わたしの人びとの苦しみ』 子ども地球基金中部事務局/編 ポプラ社 1999年
『ジャーニー 国境を越えて』 フランチェスカ・サンナ/作 きじとら出版 2018年
「ベースボール記念日」1846(弘化3)年6月19日、公式記録に残る史上初の野球試合がアメリカのニュージャージー州ホーボーケンのエリシアン球場で行われたことにちなんで制定された記念日。この試合で、ニッカーボッカーズの創始者であり「野球の父」と呼ばれるアレキサンダー・カートライトが考えたルールが適用され、後に広まり、近代野球の元となった。なお、偶然(?)にも2020年日本のプロ野球の開幕日はこの日になった。
『プロ野球激闘史』 広岡達郎/著 幻冬舎 2020年
『プロ野球戦国時代!次の盟主はここだ!』 小関順二 学陽書房 2017年
『プロ野球「背番号」雑学読本』 手束仁/著 イースト・プレス 2015年
『Q&A式しらべる野球』 ベースボール・マガジン社/編集 ベースボール・マガジン社 2009年
「日本の近代考古学の出発点」アメリカの動物学者モース博士は、1877年6月17日に日本に上陸。横浜から新橋に汽車で移動する途中に発見し、発掘されたのが、縄文時代後期から末期の遺跡である大森貝塚である。この調査が、日本で初めて科学的に行われたものとして、日本の考古学のあけぼのとされている。ちなみに6月18日は、モース博士の誕生日でもある(1838年生まれ)。
『大森貝塚』E.S.モース/著 岩波書店 1983年
『日本考古学の原点・大森貝塚』加藤緑/著 新泉社2006年
「砂漠化および干ばつと闘う世界デー」
1994年6月17日に国際連合砂漠化対処条約が採択されたことを記念して制定。
『医者井戸を掘る』中村哲/著 石風社2001年
『サハラ砂漠 塩の道をゆく』片平孝/著 集英社2017年
『ナミブ砂海』野村哲也/著 福音館書店 2017年
『Life inthe Desert 砂漠に棲む』美奈子アルケトビ/著 玄光社2017年
『持続可能な地球のために いま、世界のこどもたちは』新日本出版社2018年
「和菓子の日」 848年、疫病退散を祈念して元号が「嘉祥」と改元された。6月16日の16の数字にちなんだ菓子や餅を神前に供えたという由来から、全国和菓子協会により1979年に制定された。
『和菓子のアン』坂木司/著 光文社 2010年(光文社文庫 2012年)
『いつものキッチン道具でつくるかわいい和菓子』金塚晴子/著 扶桑社 2012年
『和菓子のほん』中山圭子/文 阿部真由美/絵 福音館書店 2012年
『事典 和菓子の世界』中山圭子/著 岩波書店 2018年
「千葉県民の日」 明治6年6月15日、当時の木更津県と印旛県が合併して千葉県が誕生しました。
これに由来して、県の人口が500万人を突破した昭和59年に制定されました。
https://www.pref.chiba.lg.jp/kkbunka/kenminnohi/index.html(2020年6月16日確認)
『あなたの知らない千葉県の歴史』歴史新書 山本博文/監修 洋泉社2012年
『もっと知りたい千葉県の歴史』歴史新書 小和田哲男/監修 洋泉社2014年
『毎日食べたい千葉ごはん』石橋ちず江/著 TOブックス 2015年
『新発見!千葉』千葉まち歩きクラブ/編 洋泉社2018年
『千葉 ぶらり歴史探訪ルートガイド』千葉歴史散策の会 メイツ出版2019年
「ゴミゼロの日」 「ゴ(5)ミ(3)ゼロ(0)」の語呂合わせで、豊橋山岳会会長・夏目久男氏の呼びかけで、豊橋市にて530(ゴミゼロ)運動が開始された。1975年に官民一体の530運動推進連絡会が設立され、5月30日のゴミゼロの日と11月11日の市民の日を中心に、全市一斉の清掃活動が行われるように。「530(ゴミゼロ)」というネーミングのユニークさから530運動は全国に広がり、1993年に厚生省がこの日を初日とするごみ減量化推進習慣を制定した。
『衣にちにち』 群ようこ/著 集英社 2018年
『老いと収納』 群ようこ/著 KADOKAWA 2017年
『ごみゼロ大作戦!めざせ!Rの達人6リサイクル』ポプラ社 2015年
「文化財保護法公布記念日」1950年、「文化財保護法」が公布された日です。
『めぐるたずねるしる佐倉』佐倉市文化財リブレット 佐倉市教育委員会 2017年
『臼井とかかわりのある社寺・人々』中村正/著 佐藤印刷 1990年
『歩いてみよう志津 史跡いまむかし』宮武孝吉/著 大空社出版 2018年
『もっと知りたい千葉県の歴史』小和田哲男/監修 洋泉社 2014年
『千葉県の文化財』千葉県教育委員会/編 千葉県文化財保護協会 1990年
「国連平和維持要員の国際デー(International Day of United Nations Peacekeepers)」
2002年の国連総会で採択された国際デーです。国連平和維持活動(PKO)にかかわった全ての人の献身と勇気を称え、PKOで命を失った人々を追悼する日でもあります。
『国際理解に役立つ世界の紛争を考える 2』
シーン・コノリー/著 文渓堂 2003年
『避けられたかもしれない戦争』
ジャン=マリー・ゲーノ/著 東洋経済新報社 2018年
『告白』 あるPKO隊員の死・23年目の真実 旗手啓介/著 講談社 2018年
「晶子忌(白櫻忌)」歌人・詩人の与謝野晶子の1942年の忌日。死後に出された最後の歌集『白櫻集』にちなみ、「白櫻忌」とも呼ばれる。
『君死にたまうことなかれ』
大塚楠緒子〔ほか〕 著 岩崎書店 1997年
『失敗図鑑』 大野正人 著 文響社 2018年
「エベレスト登頂記念日」1953年のこの日、ニュージーランドのエドモンド・ヒラリーとシェルパ族のテンジン・ノルゲイが、世界で初めて世界最高峰のエベレストの登頂に成功した。
『三浦雄一郎の肉体と心』
大城和恵 著 講談社 2014年
『あきらめないこと、それが冒険だ』
野口健 著 学研 2006年
「幸福の日」グリーティングカードや慶弔ギフトなどを販売する株式会社ヒューモニーが制定。五(こ)二(ふ)九(く)で「こうふく」の語呂合わせ。
『幸福の王子』 ワイルド 作 井村君江 訳 偕成社 1989年
『幸せになる勇気(自己啓発の源流「アドラー」の教え2)』
岸見一郎、古賀史健 著 ダイヤモンド社 2016年
『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』 佐々木典士 著 ワニブックス 2015年
「国際アムネスティ記念日」1961年のこの日に、政治的権力による人権侵害を守るための国際民間機関アムネスティ・インターナショナルが発足したことを記念して制定された。
アムネスティ・インターナショナル(国際人権救済機構、IHRO)は、国際連合との協議資格をもつ非政府組織(NGO)。良心の囚人(非暴力であるが言論や、思想、宗教、人種、性などを理由に不当に逮捕された人)を支援、救済する運動がスタートで、国際法に則った難民の保護・救済活動や死刑の廃止・人権擁護などを啓発する運動を行っている。
独裁政権下のポルトガルで学生2人がカフェで「自由のために!」と、乾杯したために逮捕されたことに対して、1961年5月28日の新聞に英国の弁護士、ピーター・ベネンソンが記事を投稿したことをきっかけに、多数の人々の支持を得て発足した。
『世界を救う国際組織4』 偕成社 1996年
『ひとはみな、自由 世界人権宣言』
中川ひろたか/訳 主婦の友社 2008年
『はじめてよむ世界人権宣言』小学館 1998年
「百人一首の日」文暦2年5月27日(新暦:1235年6月20日)に藤原定家によって編纂された「小倉百人一首」が、完成したとの記録が残っていることにちなんで制定された記念日。公家であり歌人だった藤原定家の日記「明月記」によると、
宇都宮入道連生の求めに応じて書写した
和歌百首の色紙が京都嵯峨にあった小倉山荘の障子に貼られた
との記述があり、これが「小倉百人一首」の初出ではないか…?と考えられている。藤原定家が編纂した「小倉百人一首」は 歌がるた として庶民にも広く用いられた。
『小倉百人一首』 宮柊二 学習研究社 1979年
『田辺聖子の小倉百人一首〔正〕』 田辺聖子 著 岡田嘉夫 絵 田辺勝世 書 角川書店 1986年
『超訳マンガ百人一首物語』 学研プラス 2017年
『定家明月記私抄(正篇)』 堀田義衛 新潮社 1986年
「東名高速道路全通記念日」1969年のこの日、大井松田IC~御殿場ICが開通して、東京から愛知県小牧市まで346kmにおよぶ東名高速道路が全線開通した。小牧ICで4年前に完成していた名神自動車道と接続し、関東・中京・関西と結ぶ日本の大動脈となった。
『富士日記 上・中・下』 武田百合子 中央公論新社 2002年
『立体交差』 大山顕 本の雑誌社 2019年
<広辞苑の初版が発行>1955年に岩波書店から初版が刊行された。百科事典を兼ねた国語辞典としてデビュー以来、版を重ねるごとに収録項目を増やし、長い歴史を誇る。
『広辞苑先生、語源をさぐる』新村出/著 河出書房新社 2018年
『広辞苑をつくるひと』 三浦しをん/著 岩波書店 2018年
『広辞苑はなぜ生まれたか』 新村恭/著 世界思想社 2017年
『広辞苑をよむ』 今野真二/著 岩波書店 2019年
『広辞苑を3倍楽しむ』岩波科学ライブラリー225 岩波書店 2014年
「ゴルフ場記念日」イギリス人貿易商のアーサー・ヘスケス・グルームが、1903年のこの日に、日本初のゴルフ場「神戸ゴルフ倶楽部」を六甲山に開場しました。
『一生に一度旅してみたいゴルフコース』 伊集院静/著 日本経済新聞出版社 2019年
『P.G.ウッドハウスの笑うゴルファー』 P.G.ウッドハウス/著 集英社インターナショナル 2009年
「だて巻きの日」厚焼き玉子などの寿司具を製造する千日総社が制定。だて巻きの名前の由来という説のある、伊達政宗の忌日であることから制定されたそうです。なんだか食べたくなってきました。時には、手作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。
『あまからカルテット』 柚木麻子/著 文藝春秋 2013年
『三越伊勢丹日本の年中行事暮らしアルバム』
三越伊勢丹/著 マガジンハウス 2013年
「恋文の日、ラブレターの日」松竹が、映画「ラブ・レター」のPRのために制定。五(こ)二(ふ)三(み)で「こいぶみ」(恋文)の語呂合わせと、浅田次郎原作の映画「ラブ・レター」の公開初日であったことから。あなたは、どんな恋文を書きますか?
『鉄道員(ぽっぽや)』 浅田次郎/著 集英社 1997年
『恋文・私の叔父さん』 連城三紀彦/著 新潮社 2012年
「サイクリングの日」1961年に「スポーツ振興法」が制定、健全な運動としてサイクリングが奨励されました。同時期に東京オリンピック開催に向けてスポーツ自転車の研究も進み、サイクリングがブームに。1964年には日本サイクリング協会が設立されました。その後、自転車は環境にやさしい乗り物であり、健康維持や増進にも効果があることなどから、サイクリングが見直されてきました。そして2009年、サイクリングに対する関心と理解を深めるため、協会設立の日が記念日として制定されました。
『こぐこぐ自転車』伊藤礼/著 平凡社 2005年
『ゆうびんやさんのホネホネさん』にしむらあつこ/さく・え 福音館書店 2003年
『埼玉・千葉自転車散歩』 新田穂高・和田義弥/著 山と渓谷社 2010年
『知識ゼロからのサイクリング入門』 三浦恭資/著 幻冬舎 2007年
『頭脳で走るロングライドの実践』 田村浩/著 誠文堂新光社 2015年
「リンドバーグ翼の日」1927年のこの日、チャールズ・リンドバーグが、単独で大西洋無着陸横断飛行に成功。人類初の偉業として記念日に制定。5月20日午前7時52分にプロペラ機スピリット・オブ・セントルイス号でニューヨークを出発、21日の午後にパリへ到着。ニューヨークからパリまで5800km、33時間30分かけ横断。飛行機は単葉単発単座のプロペラ機で、荷物はサンドウィッチ4つと水筒2つ分の水、1700ℓのガソリンのみ。到着時の有名な言葉「翼よ、あれがパリの灯だ」は、著書のタイトルに。
『飛行機の歴史』 山本忠敬/著 福音館書店 1999年
『リンドバーグ上・下』 ジョイス・ミルトン/著 筑摩書房 1994年
『リンドバーグ上・下』 A・スコット・バーグ/著 角川書店 2002年
『翼よ、あれがパリの灯だ』 チャールズ・A・リンドバーグ 恒文社 1991年
「世界計量記念日」1875年にフランス政府の提唱により欧米17か国間で締結された「メートル条約」の締結125周年を記念して2000年から実施。北極点から赤道までの子午線の1000万分の1が「1メートル」と定義された。また、この時、地球の円周が4万kmであることも定義された。
『単位がわかる メートルのえほん』 ほるぷ出版 2016年
『万物の尺度を求めて』 ケン・オールダン 著 2006年
『子午線 メートル異聞』 ドゥニ・ゲージュ 著 1989年
(*市内図書館では未所蔵、千葉県立東部図書館ほか県内に所蔵あり)
「成田空港開港記念日」1978年、千葉県成田市に新東京国際空港(現 成田国際空港)が開港した。1966年に千葉県三里塚に空港建設が閣議決定されてから12年かかっての開港だった。地元の意向を無視した決定に対し、強力な反対運動が展開され死亡者も出た。当初の開港日の4日前に過激派ゲリラが突入、管制塔の機器が壊され開港日がこの日に延期された。開港式典は厳戒の中で行われた。
『成田空港50年史』成田国際空港 2017年
『ノーサイド 成田闘争』桑折勇一/著 崙書房出版 2013年
『「ナリタ」の物語』 大和田武士/著 鹿野幹男/著 崙書房出版 2010年
『成田空港問題円卓会議合意事項点検記録集~共生をめざした10年間の軌跡』成田空港地域共生委員会 2005年
『成田空港365日』 原口和久/著 崙書房出版 2000年
『戦場からの報告』 福島菊次郎 著 社会評論社 1980年
『三里塚』 三留理男 著 新泉者 2008年
「ボクシングの日」1952年、世界フライ級チャンピオンのタド・マリノに挑戦者白井義男が判定勝ちし、日本初のボクシングチャンピオンになった。湯川秀樹博士のノーベル賞受賞、古橋広之進選手の水泳自由形世界新記録と並んで、敗戦でショックを受けた日本人の心に希望の灯をともした。
『ボクシング』 大橋秀行 監修 成美堂出版 1996年
『一瞬の夏 上・下』沢木耕太郎/著 新潮社 2011年(新潮文庫 改版)
『The fight』 ボクシング・マガジン編集部/編 ベースボール・マガジン社
『男たちの決闘』 三好徹 著 実業之日本社 2006年
「世界電気通信の日」国際連合の専門機関である国際電気通信連合(ITU)の前身である万国電信連合が設立された、1865(慶応元)年5月17日を記念して1968年制定。いまや、インターネットも当たり前の時代。先人たちが作り上げ脈々と発展させてきた、その仕組みについて知るとともに、その使い方について、改めて見直す機会にしてみてください。
『これだけ!通信』谷口功/著 秀和システム 2015年
『ネットのルール』学校では教えてくれない大切なこと12 旺文社 2016年
『10代からの情報キャッチボール入門 使えるメディア・リテラシー』
下村健一/著 岩波書店 2015年
『窓をひろげて考えよう 体験!メディアリテラシー』
下村健一/著 かもがわ出版 2017年
「旅の日」 松尾芭蕉が、奥の細道への旅に出発した1989年5月16日(旧暦の元禄2年3月27日)にちなんで、日本旅のペンクラブが提唱して1988年に制定されました。外出自粛の折、実際には気軽に旅を楽しむこともままならない状況ではありますが、芭蕉とともに旅情を感じてみませんか。
『図説おくのほそ道』松尾芭蕉/原文 河出書房新社 1989年
『奥の細道の旅ハンドブック』久富哲雄/著 三省堂 1994年
『おくのほそ道 芭蕉・蕪村・一茶名句集』
日本の古典を読む20 小学館 2008年
『図説 地図とあらすじでわかる!おくのほそ道』青春出版社 2013年
<旅の図書館へ行ってみませんか>公営財団法人日本交通公社が運営する専門図書館です。
機会があれば、ぜひ訪れてみてください。なお現在は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため
当面の間、臨時休館中となっています。
https://www.jtb.or.jp/library/about-library/ (外部サイトへ移動します。2020年5月16日確認)
「ヨーグルトの日」1900年代初めに、ヨーグルトを世界中の人々に紹介した、ロシア生まれの生物学者イリア・イリノイッチ・メチニコフの誕生日を記念して、株式会社明治が制定しました。なお、メチニコフ博士は免疫に関する研究でノーベル生理学・医学賞を受賞しています。
『こんなに使えるヨーグルトのレシピ』
ほりえさちこ/著 家の光協会 2012年
『ヨーグルトマジック』荻野恭子/著 文化学園文化出版局 2012年
『長寿の研究』 E.メチニコフ 著 平野威馬雄 訳 幸書房 2006年
(*市内図書館では未所蔵、千葉県立西部図書館ほか県内に所蔵あり)
「温度計の日」水銀温度計を発明し、華氏温度を提唱したドイツの物理学者ファーレンハイトの、1686年の誕生日。華氏温度は、ファーレンハイトが1724年に発表し、現在では主にアメリカ・カナダ・イギリスで用いられています。なお華氏温度目盛り「°F」はファーレンハイトの頭文字をとったものです。
『温度と熱のはなし』 稲葉秀明/著 学教育出版 2018年
『温度をはかる』 板倉聖宣/著 仮説社 PHP研究所 2002年
『熱と温度の科学』石原顕光/著 日刊工業新聞社 2019年
『てのひらおんどけい』浜口哲一/ぶん 杉田比呂美/絵 福音館書店 2009年
『発明に見る日本の生活文化史』 ネオテクノロジー 2015年
(*千葉県内図書館では未所蔵、国立国会図書館ほかに所蔵あり)
「愛犬の日」? 調べてみたところ、どうも違うようです。
一般社団法人ジャパンケネルクラブのサイトによると、全くの誤報とされていました。
https://www.jkc.or.jp/archives/faq/8579(外部サイトへ移動します。2020年5月13日確認)
とはいえ、犬好きな人にも、そうでない人にも、すすすめしたい、犬に関する本も、たくさんあります。
一部、ご紹介します。
『岩合光昭の日本犬図鑑』 岩合光昭/文・写真 文溪堂 2018年
『50歳からの充実ライフ!犬を飼う』
愛犬の友編集部 誠文堂新光社 2014年
『こいぬがうまれるよ』ジョアンナ・コール/文
ジェローム・ウェクスラー/写真 福音館書店 1973年
ところで、本日は「花袋忌」です。明治の文豪、田山花袋は1930年5月13日に亡くなりました。
2020年の今年は没後90周年にあたります。『東京の三十年』(岩波文庫、1981年)をめくっていたら、
「読書の声」という一編の中の<湧くように聞える読書の声!>が目に留まりました。
その瞬間、臨時休館中のひっそりとした棚から<読書の声>が湧くように聞こえた気が。合掌。
「看護の日」 看護法の本を書いたり看護学校を作るなど、近代看護の基礎をつくったフローレンス・ナイチンゲール。日本では1990年に厚生省(現在の厚生労働省)により、ナイチンゲールの誕生日の5月12日を看護の日と制定。ナイチンゲール生誕200周年の今も変わらず、全国世界各地の医療現場でたくさんの方が、その意志を継承し、厳しく大変な状況の中ながら従事されていることに感謝です。
『ナイチンゲール』伝記 世界を変えた人々5 偕成社 1991年
『ナイチンゲール』おもしろくてやくにたつ子どもの伝記11 ポプラ社 1998年
『ナイチンゲール』愛と勇気をあたえた人びと8 国土社 1999年
<愛鳥週間(バードウィーク)>
日本鳥類保護連盟により、1950年(昭和25年)に制定。
5月10日から5月16日までの1週間を愛鳥週間とされた。
『スズメ―つかず・はなれず・二千年』 三上修/著 岩波書店 2013年
『もの思う鳥たち‐鳥類の知られざる人間性』
セオドア・ゼノフォン・バーバー/著 日本教文社 2008年
『自然散策が楽しくなる!見わけ・聞きわけ野鳥図鑑』
叶内拓哉/監修・写真 池田書店 2018年
『くらべてわかる野鳥』叶内拓哉/写真・文 山と渓谷社 2015年
『はばたけ!ツバメ』しぜんといっしょ3 孝森まさひで/しゃしんとぶん そうえん社 2012年
『見つけて楽しむ身近な野鳥の観察ガイド』梶ヶ谷博/編著 緑書房 2019年
<ネルソン・マンデラ氏が南ア共和国初の黒人大統領に!>
1900年代頃からアパルトヘイト(人種隔離)政策が行われていた南アフリカ共和国でしたが、ようやく1990年から人種差別が廃止されるようになりました。その功績を称えて1993年にノーベル平和賞を受賞したマンデラ氏が、1994年に大統領になりました。
『自由への長い道 上・下』
ネルソン・マンデラ/著 日本放送出版協会 1996年
『ネルソン・マンデラ 南アフリカの革命児“黒ハコベ”』
愛と勇気をあたえた人びと2 国土社 1999年
『ネルソン・マンデラ アパルトヘイトを終焉させた英雄』
ちくま評伝シリーズ 筑摩書房 2014年
「世界赤十字デー」赤十字社を創設したアンリ・デュナン氏の誕生日にちなんで制定された
国際デー。デュナン氏は第一回ノーベル平和賞を受賞しています。
『世界を救う国際組織3 国際赤十字』 偕成社 1996年
『せきじゅうじをつくった人アンリー・デュナン』
日本赤十字社千葉県支部/せいさく おくだまこと/え
日本赤十字社千葉県支部 2018年
日本赤十字社のサイトでは、その成り立ちや活動内容などが紹介されています。
また、現在の新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ取り組みもぜひ読んでみてください。
「新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!~負のスパイラルを断ち切るために~」
(別ウインドウで開きます)
「社会を分断する「不安」の感染」(赤十字NEWSオンライン版、2020年4月号)
(別ウインドウで開きます)
「コナモンの日」語呂合わせと、日本コナモン協会が設立された日を合わせて、同協会により制定。
粉もんといえば、関西では、たこ焼き、お好み焼き、焼きそば等々。さて関東では?
『決定版 ホームベーカリーで焼きたてパン』 主婦の友社 2010年
『フライパンひとつで!いつでもおいしい小麦粉レシピ』
柳澤英子 河出書房新社 2011年
『ホットケーキミックスなら簡単!300レシピ』主婦の友社 2015年
『ポリパン!ポリ袋でつくる、オーブンのいらない、世界一
かんたんなパン』梶晶子 学研 2018年
『おうちで作るプレミアム食パン』 高橋雅子 パルコ2019年
「コロッケの日」語呂合わせにちなんで、冷凍食品の製造販売会社が制定とのこと。
『いもほりコロッケ』おだしんいちろう/文 こばようこ/絵 講談社 2013年
『ポテトむらのコロッケまつり』竹下文子/文 出口かずみ/絵 教育画劇 2016年
『コロッケです。』西村敏雄 学研教育出版 2015年
『こまったさんのコロッケ』寺村輝夫/作 岡本颯子/絵 あかね書房 1987年
『コロッケくんのぼうけん』二宮由紀子/作 あべ弘士/絵 偕成社 2016年
『コロッケできました』彦坂有紀、もりもといずみ/作 講談社 2016年
コロッケといえば、馬場のぼる氏の絵本「11ぴきのねことあほうどり」(こぐま社 1980年)もありますが、当館で「11ぴきのねこ 合唱版」(井上ひさし/詞 青島広志/曲 音楽之友社 1985年)という楽譜集を発見しました。ご興味のある方は、井上ひさしの戯曲「十一ぴきのねこ」(尊重文庫1990年)と合わせてぜひ。
「手話の日」?もちろん「こどもの日」、児童憲章制定記念日でもあります。そして、手話で左右の手それぞれを使うことにちなんで、写真家の後藤田三朗氏が提唱、日本デフ協会?によって制定されたようなのですが、残念ながら出典が見つかりませんでした。後藤田氏は写真絵本『のぞく』(天野祐吉、福音館書店、2006年)も出版、しかし2012年に逝去されています。故人を偲びつつ、引き続き調査してみます。
少し離れたところからでも会話ができる、手話にチャレンジ!
『親子で学ぼう!初めての手話』まなぶっく 深海久美子 メイツ出版 2018年
『はじめての子ども手話』谷千春 主婦の友社 2018年
「みどりの日」昭和天皇の誕生日である4月29日が「緑の日」として祝日に制定されてきましたが、昭和天皇を偲ぶ趣旨として2007(平成19)年に「昭和の日」となり、同時に5月4日が「みどりの日」として祝日に制定されました。夏に向けて「緑のカーテン」に挑戦ジしてみませんか。
『緑のカーテンの育て方・楽しみ方』
NPO法人緑のカーテン応援団 創森社 2009年
『育てて楽しむはじめての緑のカーテン』
NPO法人緑のカーテン応援団 家の光協会 2011年
『花も実もあるよくばり!緑のカーテン』
サカタのタネ「緑のカーテン」普及チーム 農山漁村文化協会 2013年
「寺山修司忌」1983年5月4日、47歳で亡くなった寺山修司氏。詩、劇、短歌など、多くの作品を残していますが、当図書室所蔵の童謡集を紹介します。寺山氏ならではの選曲から、懐かしい歌を口ずんでみませんか。
『日本童謡集』カッパブックス 寺山修司 編著 光文社 1995年
(初版1972年)
『日本童謡詩集』寺山修司 編著 立風書房 1992年
(1972年初版本を再編集、改題)
「憲法記念日」1947(昭和22)年の5月3日に日本国憲法が施行されました。それを記念して国民の祝日になっています。
『ポプラディア情報館 日本国憲法』 ポプラ社 2005年
『えほん日本国憲法』しあわせに生きるための道具
絵・文 野村まり子 明石書店 2008年
『池上彰の憲法入門』ちくまプリマー新書204 池上彰 筑摩書房 2013年
『声に出して読みたい小中学生にもわかる日本国憲法』
斉藤孝 岩崎書店 2015年
「八十八夜」立春から数えて88日目に摘んだお茶を飲むと長生きできるという伝承から、緑茶の日、新茶の日にもなっています。と思ったら、うるう年の今年は、昨日5月1日が八十八夜でした。おいしいお茶を飲んで気分もリラックスしたいですね。
『日本茶の事典』増補・改訂版
スタジオタッククリエイティブ 2018年
『ゼロからわかる!日本茶の楽しみ方』
ブレケル・オスカル 世界文化社 2018年
「メーデー」日本では1920(大正9)年に上野公園で行われました。ちょうど100年前です。
「働く」とはどういうことなのか、ちょっと考えてみたい人へ。
『14歳からの仕事道』玄田有史 理論社 2005年
(イースト・プレス 2011年)
『見えない未来 相談室』k.m.p. 河出書房新社 2008年
それから、「水俣病啓発の日」ということで、石牟礼道子さんの著作を紹介します。
『苦海浄土』全三部 石牟礼道子 藤原書店 2016年
この作品は、第1回大宅壮一ノンフィクション賞となりましたが、
辞退されたとのことです。ほかにも、詩や能、小説、エッセイなど
多くの作品があります。石牟礼さんは、2018年に他界されましたが、
これらの作品世界を通じて、いつでもお会いできると思っています。
『石牟礼道子 苦海浄土 悲しみの中の真実』(若松英輔 NHK出版
2019年)も、ぜひ手に取ってみてください。